主人公が周囲に感じる、言葉にしづらい諦念。その象徴が黄昏、になるのかもしれません。綺麗な物語が読みたい人におすすめ
個人創作サークル『月影理研』はじめました。 一次/二次創作やってます(カクヨムでは一次中心になると思います) 拙作の感想、意見、質問、要望などありましたらお…
短いながらも幻想的で、儚く美しいお話でした。
黄昏を盗んだヨシダ君は、光よりも早く動く時空が流れた小瓶を手にして、自分を盗んだのだろう。
とても綺麗な話だと思いました。あの時間帯ならではの空の色や空気、虫の声などの美しさはとてもよく分かります。自分も欠片を小瓶に詰めていつまでも眺めていたい。時間の隙間という表現がとても好きです。素…続きを読む
主人公が、秘密を共有していた孤独なクラスメイトの共犯者にもなりきれず、彼を孤独に追い込んだ周りの学校や家庭には諦念がある。その距離感が、〈黄昏を盗む〉というファンタジックなイメージに深い寂しさを与え…続きを読む
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