主人公が周囲に感じる、言葉にしづらい諦念。その象徴が黄昏、になるのかもしれません。綺麗な物語が読みたい人におすすめ
個人創作サークル『月影理研』はじめました。 一次/二次創作やってます(カクヨムでは一次中心になると思います) 拙作の感想、意見、質問、要望などありましたらお…
人は美しいものを見ているとき、幸せな気持ちになるのと同時に、その時間に終わりが必ず来ることを予期して、切ない心持ちにもなる。黄昏時にはその要素がふんだんに詰まっていて、更には闇が迫りつつあるため…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(253文字)
黄昏を盗んだヨシダ君は、光よりも早く動く時空が流れた小瓶を手にして、自分を盗んだのだろう。
少し不思議で幻想的な、けれど昼と夜が混じり合う夕焼けのように、現実に溶け込んだファンタジー。情緒的な発想と、きめ細かな描写が、ふんわりと作品世界へいざなってくれる。彼はどこへ行ったのだろう?…続きを読む
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