棘のように心に刺さって、抜けない。
一言で言うとそんな作品だと思った。
いつでもどこでも世界の情報を知ることができる。
だけど、知って僕らはどうするのだろう?
かわいそうだ、と嘆くのか。
自分の無力さに打ちひしがれるのか。
それとも、ただただコンテンツとして消費するだけなのか。
迷っているうちにも、情報の濁流は止まらない。
僕ら人類の脳みそは、情報を捌く機能をアップデートできないうちに、情報を大量にインプットする兵器を発明してしまった。
どうやって生きていくべきなのか?
答えは自分で出すしかないのだろう。
そんなことを考えされられてしまった。
今の世の中の誰しもに突き刺さるテーマのはず。
心をぐちゃぐちゃに突き乱されたいあなたにおススメです。