淡々と、所々強調しながら豊かな恵みの秋が描かれます。でも、それは、なぜ?不吉な予感が上手い書き出し。
異世界にある日本・世界各地に似た国を舞台とした小説を書いています。「書き出しレビュー500件」を目標にした企画を立てて勉強中。 独自設定を作るのが好きですが…
昔話ふうでありながら読みやすい小説です。さらりと書いてありながら、孤独と悲しみが切ないほど伝わってきます。でも夫婦は出会えて結ばれて幸せなんです。しかし二人の根底にある拭えない過去の悲しみをどこ…続きを読む
目が見えぬ代わりに、耳で人の醜さを知っていた花嫁。村人の保身によって、呪術の成れの果てとなった男。これは人と妖の狭間を生きる二人の、夜を歩く物語。
神の生贄に捧げられた盲目の少女が、その神らしき何かと出会い、夫婦となる。昔ながらの因習、人間の業、決して明るくない暗い世界から始まるお話です。しかし、ただおどろおどろしいだけではなく、圧倒的な…続きを読む
刀根田村には毎年、八千矛神に供物を捧げる神事がある。しかし、十年に一度だけは生きた贄を。そう、主人公の椿は盲目故に選ばれてしまった。重厚感のある世界観から始まる和風ファンタジー。独特の村な…続きを読む
もっと見る