淡々と、所々強調しながら豊かな恵みの秋が描かれます。でも、それは、なぜ?不吉な予感が上手い書き出し。
異世界にある日本・世界各地に似た国を舞台とした小説を書いています。「書き出しレビュー500件」を目標にした企画を立てて勉強中。 独自設定を作るのが好きですが…
描き出される世界の香りと彩り、その深さ鮮やかさに驚かされます。第一幕の物語は、朽ちた枯木の野を思わせるほの暗いくすみを帯びながら。第二幕の物語は、薫り高く咲き誇る山桜を思わせる鮮やかさと、幽玄…続きを読む
目が見えぬ代わりに、耳で人の醜さを知っていた花嫁。村人の保身によって、呪術の成れの果てとなった男。これは人と妖の狭間を生きる二人の、夜を歩く物語。
ありがとうございます。最初から最後まで大好きでした。和風因習物を下敷きにした、異類婚姻譚です。妻は、桃源郷と称される奇跡の実りの村に連れて来られた――おそなえものでした。妻――椿は盲目の…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(384文字)
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