第10話


 修二はまだ乳首をまさぐっていた。

「しゅうじーまたイッちゃうから、もうダメ」

修二は乳首から指を離した。

楓は「今日の修二は意地悪だよ何でー?」

修二は「楓が可愛いすぎてイジメたくなった、ゴメン」と謝ってきた。

楓は修二に抱きついて「愛してるよ、しゅうじー」と言った。

修二も「勿論だよ俺も楓が好きだし愛してるよ」

楓は泣き出してしまった。

修二は「ゴメン今度から楓の嫌がる事はしないから」と軽くキスをした。

「俺たちは結婚したも同じだよ、だから絶対に別れないし楓は浮気なんかしちゃダメだよ」

楓も「修二も僕以外を好きにならないで」と目を真っ赤にして言った。

修二は「今日は楽しかったなーデート又行こうな」と楓の頬を触った。

楓は「もうホラー映画は嫌だよ怖いから」

修二は吹き出して笑っていた。

 修二は「なぁ楓今度の休みの日に指輪を買いに行かないか?

俺は仕事上、指輪をネックレスにするけど…」

楓は「やっぱりカミングアウトは難しいよね…」とポツリと言った。

修二は「ゴメンね世間では同性婚を認めて欲しいと言う動きはあるけど、やっぱり差別はあるし仕事の昇進だって掛かっているから、それに俺は楓にお金の心配をさせたくないから、今もそれなりに高給取りだよ」と説明していた。

楓は「そんなの気にしないで修二が僕を好きでいてくれるのなら僕は幸せだから」と瞳を潤ませて言った。

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