第2話
修二と楓は一緒にシャワーを浴びて修二は洋服に着替えていた。
楓はバスローブを着ていた。
修二は「店長の所に一緒に行く?」と聞いてきた。
楓はコクリと頷いていた。
受付に行くと店長が出て来て「急に言われても困るよ!楓は大事な商品だ、これからまだまだ稼げる!あんた500万円出せるのか?」
修二は「出せます!」と強めに言った。
店長は「まあ、それなら店を辞めてもいいよ」とあっさりとOKした。
修二は「明日振り込みますんで宜しくお願い致します」と言った。
店長は楓に「今までご苦労様だったな服に着替えて帰れよ!幸せになれよな!」と目を潤ませていた。
修二は入口で待っていた。
楓はグレーのTシャツとジーンズといったカジュアルな服装で出て来た。
修二はギャップ萌えで「楓スゴく似合っているよ、可愛いよ」と褒めていた。
楓は「修二さんは僕の顔が好きなの?」と不服そうに聞いた。
修二は「そんな事ないよ、全部可愛いよ」って照れながら答えた。
楓は店に寝泊まりしていたのかスーツケースに荷物を入れていた。
修二は「俺がスーツケースを持つから」と楓からスーツケースを引き離した。
「これからは俺のマンションで同棲だよ、楽しみだな」と修二は喜んでいた。
修二はタクシーを呼び「港区駅前まで」と言った。
タクシー運転手はカーナビを見ながら「かしこまりました」と答えていた。
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