概要
モンスター相手にプロレスを始めたら、バズり散らかして通知が止まらない件
プロレスラー黒鉄 鋼助(くろがね こうすけ)は悩んでいた。社長をつとめるプロレス団体の経営が苦しいのだ。故郷の東北でプロレス団体を立ち上げて早十年。今日も試合会場では閑古鳥が鳴いている。一か八かの興行もまるでお客がやって来ない。なぜなら、いまどきの若者はプロレスよりもダンジョン配信に夢中なのだった。
スキルや魔法で片付いてしまうダンジョン配信者の大味な闘いぶりよりも、プロレスの試合の方がずっと感動できるのに……一度でも、たった一度でも見てもらえればプロレスの魅力が伝わるはず……。頭を抱える黒鉄に、親友の忘れ形見である風祭 青空(かざまつり そら)から意外なアイデアがもたらされる。
「ダンジョンでプロレスやっちゃおうよ!!」
これは、プロレスに生き、プロレスにすべてをかけた男、黒鉄 鋼助
スキルや魔法で片付いてしまうダンジョン配信者の大味な闘いぶりよりも、プロレスの試合の方がずっと感動できるのに……一度でも、たった一度でも見てもらえればプロレスの魅力が伝わるはず……。頭を抱える黒鉄に、親友の忘れ形見である風祭 青空(かざまつり そら)から意外なアイデアがもたらされる。
「ダンジョンでプロレスやっちゃおうよ!!」
これは、プロレスに生き、プロレスにすべてをかけた男、黒鉄 鋼助
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夢と野望を滾らせて、レスラーはダンジョンへ挑む
主人公:黒鉄鋼介はプロレスラーである。
ダンジョンが現実に現れ、誰もが簡単に強さを得られる時代に、努力を積み重ねた強さを競う格闘技は下火になり見向きされなくなりつつあった。どんな番組よりもダンジョン内での冒険を配信するチャンネルの方が盛り上がり、時代に取り残された彼は居場所を失くし始めていた。
そんなある日、盟友から引き取った少女:風祭青空が一つの提案をする。ダンジョンに鍛えたレスリングの技で挑みそれを配信しよう、と。そうして、彼等のプロレス復興を目的とした奮闘が始まる。
この作品における一番の注意点はある種の主人公最強、または俺teeeeee系に近い事。ダンジョンで簡単に手に入る力が努力に…続きを読む