不穏だけれどきらきら輝く

「甘酸っぱい夏や青春、日常のありふれた景色」……と言うにはあまりにほろ苦い。だけど不穏な空気一辺倒でもない絶妙なバランスの短歌集。「今」の空気を瑞々しく描いていて、目にすればどこかしら共感出来るフレーズが心に染み入る。手元に置いておきたくなる、素敵な作品でした。

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