後宮から離れたちょっと変わり者の皇女は、砂漠ライフを楽しみたい!

水に恵まれたマルシブ帝国の皇女ラフィアは、水と会話が出来ると噂のちょっと変わった皇女。
生まれ育った後宮では少し窮屈な思いをしていたラフィアですが、降嫁して砂竜族の族長の妻となります。

初めての砂漠での暮らしはラフィアにとって新鮮そのもの、いろんなものに興味を持つのですが、夫となったアースィムはあまりラフィアに関心がない様子で……?


この作品は作者様の描かれる人気シリーズ『砂竜使いナージファの養女』とおなじ世界で、過去の時代のお話です。
他の砂竜使いシリーズをご覧の方はもちろん、今作品が初めての方のもおすすめです。

広い砂漠と砂竜、そこに住まう人々、繊細で丁寧に綴られてゆく描写に魅了されると同時に、この先なにが起きるんだろうというワクワク感。そしてラフィアとアースィムの愛。

心優しく、純真な皇女ラフィアを応援したくなること間違いなしです!

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