概要
あぁ、この世界は、どうしようもなく狂ってる。
スズメの目刺しを食べる男、首をくくったまま喋る老婆、政治家に糞を落とす白いカラスたち、精神科医のロボット。この世界は、あまりにもおかしい。
現代社会を風刺した、コメディのような何かです。文学と呼べるような崇高な内容ではありません。
作中で主人公が、国の主権が宗教に握られているというような話をしますが、これを書いたのはかなり前で、まさか真実であったとは予想だにしていませんでした。
そんな、不思議な力のある一作です。
現代社会を風刺した、コメディのような何かです。文学と呼べるような崇高な内容ではありません。
作中で主人公が、国の主権が宗教に握られているというような話をしますが、これを書いたのはかなり前で、まさか真実であったとは予想だにしていませんでした。
そんな、不思議な力のある一作です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『熱量』を感じる作品
文面から、とても強く、それを感じました。
熱量――エネルギー、と申しますか。
私はカクヨムにおいて、これほど熱を持った作品を他に知りません。
この作品に込められた、熱き思い。
どういった思想。
どういった気持ち。
どういった事を意図して執筆されたのか。
それらを正確に察する能力は私にはありませんが……。
ですが、作者様は何かを訴えたいのであろうと。
それは何か、ある種の慟哭の様で――。
読み終えた時、そう強く感じました。
色々な読み取り方が出来る作品かと思います。
このレビューをお読みになって、もし内容が気になる方がおられましたら、是非、お読みになってみて下さいませ。