「人間賛歌」がテーマの「古式ゆかり」し「ヒロイックファンタジー」小説!

最新話の123話まで読んだ時点でのレビューになります。

一言でいうともったいない小説です。魂の脈動というか、なんというか、そんな熱い想いが伝わってくる小説です。なんか、お気楽に冒険にでて、キャッキャウフフしてハッピーエンド的な小説ではないのです。キャラ一人一人が真剣に生きている、なんかそういう印象を受ける小説で、一言でいえば「人間賛歌」なのかぁ・・・。と私は思います。

文体は地の文主体のやや硬派な感じの文体ですが、読みにくいという訳ではありません。また、「人間賛歌」的な小説にありがちな押しつけがましさも感じることなく、キャラがどう考え、どう行動するかで、色々なものを語り掛けてくる印象を受ける小説です。

だから、ラノベ全盛の今の時代だと読まれないんですよね。私、こういうファンタジー好きなのに。。。ほんと、もったいないです。もっと知られてもいいと私は思っています!