概要
薔薇大輪点滴の一滴を聴く
一句部門
四季の風情を詠みます。
四季の風情を詠みます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!詩の俳句
楽しく拝見させていただきました。
俳句は詩だというと、当たり前じゃないかと思われる人もいるだろう。
雪女満月の闇に映りけり
さて、この一句。
雪女、満月、季重なりの句か、満月が季語だろうという人たちは、どんなシーンを思い浮かべるのか気になる一句ではある。
雪女/満月の闇に映りけり
俳句には間合い、小休止のようなものがある。
なければ「雪女満月」と雪女の名前が満月という落語家みたいな雰囲気になってしまう。
「雪女」「満月」の間には、/で示した間がある。
古池や蛙飛び込む水の音
(松尾芭蕉)
「古池」と「蛙飛び込む水の音」の間を「や」という切れ字が間となっていて、蛙が飛び込んだ水着を聞…続きを読む