自主企画の本棚

宇野六星

主催した自主企画

2023年

1 「ファム・ファタール」(宿命の女)が登場する作品

企画名:「ファム・ファタール」(宿命の女)が登場する作品

概要:https://kakuyomu.jp/user_events/16817330657847926063

開催期間:2023年5月25日〜6月1日

最終参加作品数:19


「ファム・ファタール」をご存知ですか?

それは、ある意味危険な魅力を持つ女性のこと。彼女に惚れた者はその魅力に振り回され、いけないと思いながらも離れることができず、ついには身の破滅を招くことも。

そんな女性が登場するような作品を募集してみました。


――――――――――――――――――――

■参加作品リスト(終了時点・参加順)

――――――――――――――――――――

気まぐれに一言感想がついている場合があります。


<凡例>

#参加順

作品タイトル

著者名

作品URL


<リスト>

#1(主催者参加作品)

バロック 〜腹黒小悪魔の純愛〜

宇野六星

https://kakuyomu.jp/works/16817330655923846028


#2

銃と踊り子

朝吹

https://kakuyomu.jp/works/16817330649999885356

(一言感想)

短編にもかかわらず、結末はいったいどうなるのかとハラハラしました。


#3

杪秋

紫 李鳥

https://kakuyomu.jp/works/16817139557005386045

(一言感想)

淡々とした展開の中で、比喩表現が印象的でした。

昭和っぽさかつ懐かしさを感じる作品でした。


#4

彼女はリポーター

そうざ

https://kakuyomu.jp/works/16817330654707552187

(一言感想)

短編です。既婚者の中には、共感する人もいそう。

筒井康隆がお好きとのことでしたが、私の少ない読書歴からはかんべむさしを思い出しました。


#5

造花に花言葉はありますか?

弓張 みはり

https://kakuyomu.jp/works/16817330651750680471


#6

野薔薇の国のエンプレス

津軽玉子

https://kakuyomu.jp/works/16817330657787302188

(一言感想)

テンプレに乗っかった上で崩す、という建付けの作品は私も他サイトにて書いていますが、この作品もそんな風味です。主人公には姉四人、という夢を抱きようがない設定がいいです。


#7

色恋

山田トリ

https://kakuyomu.jp/works/16817330651035940501

(一言感想)

まさに!まさにこういうの求めてました!

ストーリーもさることながら、何よりまさに純文学と言うようなその筆力が素晴らしいのです。人物の姿や挙動の描写が丁寧なんです。詳細に観察して、それをどのような感性で語るか、その豊かさが純文学なんだなと改めて思いました。


#8

クーデレなセフレと小悪魔な後輩が義妹になったので距離を置きたい。

兎夢

https://kakuyomu.jp/works/16817330651845212470


#9

真夏の花嫁は灰と消えた

可本波人

https://kakuyomu.jp/works/16817139558341149177

(一言感想)

語り口が軽めで読みやすいですが、概要を見る限り波乱万丈が待ち受けているような…。


#10

カクリヨの鬼退治〜異界迷宮で鬼を祓う現代おとぎばなし〜

上野文

https://kakuyomu.jp/works/16817139557990913699


#11

銀のベナンダンテ

福来一葉

https://kakuyomu.jp/works/16816700429291977825

(一言感想)

ひゃ、百万字!? ものすごい熱量です。

いわゆるヘビーノベルと呼ぶのでしょうか。

32歳とか54人とか、初手から具体的な数字を出していくスタイル。


#12

短編集『ニアリーイコール』

ふとんねこ

https://kakuyomu.jp/works/16817330649892657259

(一言感想)

このうちの一編、『夜のカメリア』を拝読。

闇と鮮やかな原色が迫る、耽美な作品です。


#13

あしらってるつもりの浅黄くん

岡村なぎぼ

https://kakuyomu.jp/works/16817330657509813500

(一言感想)

駄々っ子ヒロインとツン主人公くん。

ジュニア向け少女漫画の雰囲気が漂う文体でした。


#14

海の王と風の娘

橘 紀里

https://kakuyomu.jp/works/1177354054917676869


#15

愛と呼べない夜を超えたい/ 東から来た魔女

秋色

https://kakuyomu.jp/works/1177354054983564935

(一言感想)

なかなか切ない作品です。

主人公が取り戻したいものは何なのか?謎が解けないまま終わるので、色々な考察ができそうです。


#16

始まりの大地と終末の都市 Initium Terra et Finis Urbs

司之々

https://kakuyomu.jp/works/16816927860735529586

(一言感想)

これは…手練れですね!?

漫画原作かと思うくらい、読んでて漫画のコマが脳内にどんどん浮かびます。アニメでも実写でもなく、コミカライズ前提で書かれたシナリオという印象。

凝ったビジュアルのキャラが多数出てきて外連味たっぷりの派手バトルが連綿なく続くところも漫画向き。


#17

ののはな亭で戯れて ~ダンジョンの街 お食事処 配達と戦闘ヘルプの御店

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

https://kakuyomu.jp/works/16816452219094928910

(一言感想)

独特な文体で、作者と読者の共同作業で読んでいくスタイルかと思われます。

『「セリフ」人物A』という風に、台詞の後に発話者の名前が続く一風変わった表現。

漫画なら大抵、キャラの頭の上かコマの上半分にフキダシがあるので、視線をページの上から下に動かすと確かにその順番で目に入ってくるかもしれないです。

メルヘンタッチな三頭身キャラの漫画のイメージで読みました。


#18

初めてできた女子の後輩が苦手な男子高校生のお話

あしゃる

https://kakuyomu.jp/works/16817330657524625687


#19

食と怪奇と陰陽師

辺理可付加

https://kakuyomu.jp/works/16816927863121813026

(一言感想)

ポンコツ婦警さんと謎理論で煙に巻く陰陽師姉さんとのバディもの。主役(にぎやかし)がポンコツ女子というのはちょっと珍しかったです。


#20

ヤンデレ美少女は司書兼メイド勿論彼女

綾波 宗水

https://kakuyomu.jp/works/1177354054921285654


#21

彼には不釣り合いな冒険

紅藍

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882220330

(一言感想)

本格ミステリーのようです! いわゆる孤島もの! そして探偵対決もの?


――――――――――


以上、ご参加いただきありがとうございました。

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