どうしようもないすれ違いと、その先で待つもの

お互いを愛していた故のすれ違いというのは、何度見ても切ないもの。

このお話で語られるのは、それが行き詰まった最たるものと言えるかもしれません。

婚約破棄。
それに伴う決断。
その葛藤。

読んで、わかって、もう一回読み直すと、本当にむなしく、やるせなくなってしまう。まさにヒロインのように。

でも、このお話のすごいところは、 そこで終わらない、その続きがあるところ。

長編化求む……その言葉を、読んだら叫びたくなるはずです。

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