これは一つの舞台芸術。ただ語り手の言葉に耳を傾け、心に浮かぶ舞台を観て、大団円を見届けたなら喝采して余韻に浸りましょう。素晴らしい観劇を体感できること請け合いです。
異世界ファンタジーを中心に長編を書きつつ、純文学風やホラー風、コメディ風の短編もちらほら置いています。 「白蛇の結び目」が第7回草思社文芸社W出版賞で金賞を…
魔性の口上が誘うのは、「ナツ」の物語。美しいピルエットを披露するも、彼女は身長の低さを悩んでいた。役者を目指すなら、身長があった方が損をしない。桜の幹に刻まれる印の位置を、ナツと一緒に溜息をつく。…続きを読む
「軸がブレてる」二人は、背を比べる。ロミオは一八三センチ。ジュリエットは一六六センチ。プリンシパルの身長規定はシビア。ああそれでも。微塵も軸のぶれない見事な回転(ピルエット)!機械…続きを読む
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