タグに偽りなし

のラブコメです!
児童小説コンテスト用の短編を長編化に伴い、ターゲット層の年齢をあげているとのことですが、違和感なく読めます!

スラスラと読める!と言うよりもむしろ、各話の読後の余韻に浸りながら、時に前話に遡りたくなったり、ちょっと歯がゆかったり、と感情を手の上で見事に転がしてくれるでしょう!
また、描写において視点移動も伴っているのですが、話をややこしくするノイズとなることはなく、読み手に配慮した相手側の気持ちに寄り添える形でとても良いアクセントになっています。
現在、最新話まで読破済ですが、葵と貴志の今後の展開に胸を高鳴らせているような状態です!

あくせくと読み進める必要はなく、じっくりと自分のペースで浸れるまさに恋物語。
琴線に触れる方もきっと多いと言える作品。ぜひとも目を通してみてはいかがでしょうか?

その他のおすすめレビュー

赤ひげさんの他のおすすめレビュー432