かなり綿密に作り上げられた、世界樹を中心とする、迷宮で構成された、真正ファンタジーの世界。
そこに配置された数々の個性の強いキャラクターたち。誰一人として凡庸な人なんていません。
設定や内容はなかなかダークな一面やシリアス展開もあり、数多に鏤められた伏線や、それを回収する手段もとても凝っております。
まず、読み物として、ずっしりと重厚な設定、創り込まれた世界観、個性豊かで魅力的なキャラクター、面白可笑しく展開されるストーリー、これだけで読み応えがあるのは当然なのでございます。
しかし!
この『花ぷち』を推す者として、お薦めしたいのは、そんなありふれたところではありません。
この超濃密な世界を、かなりシビアでダークな一面もあるストーリーを、そして、数々の強烈な個性を押し退けて、
「主人公エヴァちゃんは抜きん出て可愛い」
と言う事を、私は言いたい!
何が可愛い? そんなものは先ず読んでから聞きたまえ! 全てが可愛くないと、こんな言葉なんて生まれないだろう!? 私が変態なのでは? それでも良いだろう。私は絶対の自信を以て「エヴァちゃんは可愛い」と言い切ろう!!
別に推しがエヴァちゃんだけと言うわけではありません。されど、疑う余地もなくエヴァちゃんは可愛いと言えるのです。
まあ、先ず読んでみてください。
そして、私の質問に答えてみてください。
「エヴァちゃんは可愛いで間違いないでしょう?」
ほら! 読んで答えてみてください!!
ほら!!
※個人的な感情と、とても偏った見方、感想を書いております。乱暴な物言いもありますが、この物語を愛する者として、強烈に推したい想いがあってのことです。悪しからずご了承くださいm(_ _)m
これは完全に出来あがっている。この作者唯一の語りではないだろうか。ポップというのかなぁ。ライトですか。なかなか上手く言葉には表せないけど絶対に読んでもらいたい。読めばわかるさ(by アントニオ)
すべった。シロ目。
癖になる。またあの語りを読みたくなる。もちろん語りだけでない。世界観も面白い。
フローター達はギルドから世界樹にある迷宮のクエストを請け負うんだけど、そのクエストも何やら世界樹の意思と関係あるらしい。階層を進みモンスターを倒す度にその謎に近付いて行く。
ファンタジーとって世界観は重要だ、と僕は思う。それが面白いだけで読む価値がある。
登場人物も個性豊かだ。大の大人がビビるクエストも主人公ら少女は全く物おじしない。それどころかピクニック気分だ。それがいい。世界樹の迷宮は僕から見ても普通にやばい所なんですよ。
皆、ワイワイガヤガヤやっている。読んでいて楽しい。ワクワクする。
半ばに到達しましたのでレビューを上げます。
行方知れずになった父を探すために世界樹に挑むエヴァと彼女の周囲を取り巻くパーティーのメンバーを中心に話は進みます。
とかく、エヴァたちは純粋。この言葉に尽きます。周りがどれほどに黒かろうと、どれほどの困難にぶつかろうとも楽しむ心を失わず忘れずに前に進む姿には彼女の能力と結びついて気高く咲く花を思い起こさせます。
人の闇はあるでしょう、ダンジョンに強敵は待ち受けているでしょう、時として命を落としかねないほどの危機に見舞われることもあるでしょう。
だがしかし、エヴァたちならば乗り越えられる。加護などがあるからではなく、彼女たちが真っすぐであるが故に。勿論、他のキャラたちも魅力的なことです!
真っ直ぐな主人公を好む方には是非ともおすすめしたいです!!
転生したとか、現実世界の延長ですとか、そういった要素はなく、ド直球の異世界です!
とってもスペシャルな、もう晴れ晴れとした『花』魔法を使う主人公エヴァとその仲間たちの冒険活劇。
序盤から注目されている強いパーティではありますが、強さに焦点を当てるよりも、皆の成長と人間ドラマ、そして冒険がメインとなる作品です。
特に、パーティを組んでE級の迷宮探索家になってからのクエストは見応えがあります。モンスターとの戦闘、仲間たちの成長、渦巻く陰謀…それでいて、いつも明るく振る舞うパーティメンバーたち。
それと、内容とは関係ないですが、活字媒体の雰囲気を記号や符号で華々しく飾っているところが面白い作品でもあります。これも注目ですよ〜。
作家たちからすると勉強にもなりますね 笑
まだ108話までしか出ていないのでここまでしか読んでいませんが、これからの展開が楽しみな作品です。
世界樹の迷宮を探索して生計を立てる、フローター。
物語の主人公エヴァちゃんは、他の誰も持ち得ることのないスタースキル、『花』魔法の所有者です。
本作は、そんな彼女が、特S級新人として快進撃を繰り広げるストーリー!
花魔法がとにかく可愛くて、優しくて、そして強いのです。
おともの妖精さんたちも可愛い♪
エヴァちゃん一行の関係者の方々は、皆ひと癖もふた癖もありますが、エヴァちゃんたちを見守り更なる成長へと導いてくれる、強く賢く頼もしい先輩方です!
けれど、優しいだけではなく、時に厳しく暗い側面も見せてくれるのがこの物語。
迷宮で何か嫌なことが起きる時、そこには必ず誰かしらの思惑や、人間のエゴが関わっています。
行方不明になったお父さんに会えるのか?
世界樹とは、クォーツとは、そして勇者とは?
レビュー時点(第107話)でまだ明かされていない謎がたくさんあります。
最新の章で出てきたあの少年のことも、すっごく気になる!
更新、楽しみにしております♪
可愛い女の子、エヴァは、レアスキル『花魔法』を駆使して、迷宮ダンジョンを冒険する!
と書いたら普通ですが、これは、普通ではない、とっても楽しい冒険譚なのです!
主人公は両親がいなくて、娼館で住み込みの小間使いをして生活し「気働き」ができます。明るく、素直で、麗しのお姉様達から、とても可愛がられています。
そんな娼館のお姉様達、現役の迷宮探索家《フローター》(勇者のこと)! しかも、伝説級の。
ギャグも入っていたり、とても明るい雰囲気の物語です。
一方、人の裏切りなど、世の中みーんな善人ばっかじゃないよ、という事も、しっかり物語に織り込まれています。
残酷表現あり、にチェックが入っていますが、気負って読む必要はありません。
主人公がパーティーを組む人たちが、それぞれ魅力的です。
エヴァと一緒に仲良く喋ってるときの「あふぉの子かーい!」とつっこみたくなる天然さ。
もう、ずっと、この子たちを見守っていたい。
読んでるだけで、あなたの毎日をハッピーにしてくれる。
そんな、特別な冒険譚なのです。
おすすめですよ。
ぜひ、読んでね!
まず世界観や用語にとっても心惹かれました!
ダンジョンに挑むファンタジーは数あれど、
こちらの作品では、世界樹の迷宮に挑みます。
しかもそれは地下世界に広がるのではなく、
天空に浮遊しているのです。
空に浮かぶその球体の迷宮は、「架空都市グランドセブン」と呼ばれており、
この浮遊都市(フローティングシティ)を踏破せんとする冒険者たちを、迷宮探索家(フローター)と呼ぶ――
この用語だけで、ファンタジー世界にダイブする感覚が止まりません!
主人公の少女エヴァはレアスキル「花魔法」を授かっています。
この花魔法の描写が愛らしく、とても綺麗。
また迷宮の案内役には小さな妖精さんが現れて、フローター一人一人をアシストしてくれます。
この妖精もかわいくて、童話のような絵柄が浮かんで癒されます。
でもフローターは厳しい職業。
ほんわかした世界かと思いきや、命を落とす者もいることがしっかり描かれています。
甘いだけではない本気の冒険を楽しめる本作、
基本路線は愛らしい少女たちを愛でる路線ですので、安心してくださいね。
あなたも彼女たちと一緒に、「架空都市グランドセブン」を目指してみませんか!?
お花畑のような主人公エヴァちゃんが、娼婦のお姉ちゃんたちに背中を押されて、行方不明のお父さんを探すために世界樹の迷宮に挑む物語(*´・ω-)bね💕
あったかい物語だし仲間もかわゆゆゆ💕⭐
でもでも迷宮頑張る初日からすらいむー芋虫が暴走の事件に巻き込まれたから大変です( >д<)、;'.・ね⭐
それを平気なかおで解決する彼女たちが大好き🍀😌🍀です(*´・ω-)bね💕
それでも、死んじゃう人も出て狂乱しちゃったり...人間の内面が共感出来るお話があって、現実感があるのが不思議なのよ(*´・ω-)bね💕⭐
謎もいっぱいだから考えて読むのもオススメ(*´・ω-)bね💕
読んでみ❓おもろ➰だから(*゚∀゚人゚∀゚*)♪
行方不明の父を探して、迷宮探索家(フローター)として世界樹の迷宮に挑む少女「エヴァ」の物語です。
エヴァの健気さと可愛さに魅了され、周囲の厳しくも優しい大人たちが力を貸してくれるのですが、きっと読者もそれと同じ目線に立ってしまうと思います!
繊細で緻密な設定、「花魔法」に代表される美しい描写も想像力をかきたてられます!
幻想的な世界観ですが、エヴァの仕事が娼館での後始末であったりと決して「優しいだけの世界」ではないところがファンタジーでありながらリアリティもあって惹きつけられます。
語りの文章も絵本のように優しさと可愛さを兼ね備えていて、読みながら思わず顔がほころぶような物語です!
マニアックなほど丁寧に細やかに作り込まれた、色鮮やかな作者独自のファンタジーの世界観のもと、『花』魔法をひっさげて少女の冒険が始まります。
『花』魔法は、いわば補助効果や癒しの魔法。
それが使われるときの描写なんと美しいことか……。
花言葉にも引っ掛けた、技や人名の名前の仕掛けが多々あり。ググるもしくは先人のコメント欄で知るのもまた楽し、です。
『花』魔法、ある種の魔物には効きますが、攻撃は物理で。
家庭の事情で、主人公は幼い頃娼館の女将さんに拾われました。沢山いる艶やかで強い姐さん達は
『迷宮探索家』フローター(一般作でいうところの冒険者)一流の大先輩でもあります。
おさんどんの合間に、指導を受け努力を重ねバッチリ鍛えあげています。
たっぷりの「家族愛」にちゃんと包まれて、心根の美しく優しい、まっすぐな15歳に育ちます。
ただそんな姐さん達に揉まれて育ちましたので、とてもカワイイだけでなく、漢気に溢れて時折闘魂注入おりゃー!って心身共に強さを発揮するのも魅力的です。
仲間との出会いと絆。一部本文より抜粋します
『せーのー!』
3人で手をつなぎ、『一歩』目を同時に踏み出す。
もうこれにつきます!
悶えそうに良きです。
私も彼女の見守り隊の一員として、わくわく読んでいきたいと思います。
本格的な冒険はこれから始まるというところなのですが、いわゆる剣と魔法の世界のお話です。
何だいつものか、と思われるかも知れませんけれども、十把一絡げにされるようなものとは一線を画しているのが本作です。
女の子だらけのパーティできゃいきゃいと話が進んでいきそうな感じなのですが……この世界、かなり設定が練り込まれているように感じます。
具体的なことは実際にお読みいただくとして、いろんなオリジナル要素が満載です。
ともすれば設定語りというのは冗長で、興味のない人には「あーはいはい」と飛ばされがちなところなのですが、そこを物語の中に上手に混ぜ込んで、楽しく読むうちに話の「システム」とでもいうものが自然と理解できるようになっていると思います。
要するに誰かの実況動画を第三者視点で片手間に眺めるのではなく、主人公たちの傍に寄り添いながら冒険を直に楽しめるような、臨場感にあふれる感じになっています。
主人公たちもつい応援してあげたくなるような、魅力的な子ばかりです。
男(ヤロー)の扱いが割とぞんざいなのも、なかなか笑えます(笑)。
まだお読みでないそこのあなた、今ならリアタイで楽しめますよ?
ぜひ、ご一緒に!