11. 2・5次元の誘惑

 私がはまっているソシャゲ? ブラウザゲーム? の合いの子みたいなゲーム。まあ、刀剣がモチーフで……と言ったら「ああ、あのゲームね」と大体の人はピンとくるであろうゲーム。人気があるからか、実は舞台化もしています。


 私の数少ない友人のほとんどは、その刀剣をモチーフにしたゲームにはまっていて、ゲーム原作の舞台のDVDなども買ったりしているのです。


 私は一万円近いであろうDVD買うまでには至らないのですが、そんなに大きな額でないなら、例えば、ライブビューイングに付き合う、とか、セールされている期間中に配信を観る、とかならしたいぐらいにははまっております。

それぐらいの中途半端なオタクです。

まあ、それでもゲームにはまっていない一般人からしたら、あなた相当オタクじゃないですか!と突っ込まれるのかもしれませんが。


 で、7月の後半から8月の序盤までその舞台が無料で、一挙ライブ配信されたのです。

 無料、というのはもちろん一番の魅力ですが、その次に魅力といえるのが、ライブ配信なので同時にたくさんの人が配信を観る……つまり、T○itter(現○)に投稿があふれるのですよ。


 舞台は3時間を超える長丁場。午後6時過ぎぐらいから10時くらいまで配信されます。劇場でずっと見ている分には集中できるのでしょうが、家族もいるのでそんな長い時間こもっていたら、声かけもされるし、スマホもあるし、ご飯食べたり、軽く飲みながら見たいし、で、まあ、気が散る要素が多いので、こういうときはT○itterで同志の感想をチラ見しながら観劇するのが一番!と。


毎日見ました。楽しい日々でした。でも、楽しい日々は終わるのです。


そしてそんな楽しい日々のなかでも、私はやっぱり、2.5次元より2次元寄りの人間なんだなあということも確認できました。役者さんは完成度は高いけれども、これがアニメ劇だったらもっと集中できたかも……なんて思ってしまったのです。


そういえば、私には3次元の推しって今までいなかったな……ということにも気づきました。

ちょっと寂しい。


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3年後の自分へ


私が好きなゲームがサ終していないことを祈りつつ文章を書いています。

しかし、3年後なら、刀○テの続きが最低でも2本ぐらいは出ているでしょうから(またコロナみたいな非常事態がない限り)それは楽しみです。


生きる楽しみが僅かでもあれば、きっと生きていける。

その僅かを束ねて、大きな生きる動機にしたいものです。


短いですが、今日はここまでで。

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三年後の自分へ 福倉 真世 @mayoi_cat

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