私の心は、ひとこと紹介のように纏まりました。みんな、当事者は一生懸命で、だけど一歩でも引いてみると間違って見える事がいっぱいあって、だからこそ起きていく事件が書かれている…と、私は思った物語です。そんな、ちょっと心が疲れてる私は登場人物全員に対して、「そこまで拘るようなことか？」と思ってしまいますが、私自身ももう一歩引いて見てみると、これだけの事に一生懸命になれる機会、大人になったら、なかなかないよ、と気付かされもします。クライマックスのパイナップルで、読者としての自分も、何かか弾けた…そんな読後感があります。
青春ど真ん中の神作品！同じ思想で集まった二人が作りあげていくストーリーは最高です！！読みやすいし、面白い。青春を感じるならこの作品で！！
女子高生が爆弾を作るというショッキングな展開でツカミはばっちり。カラッとした気軽なやり取りでコメディに仕上げています。何より二人の関係が尊い。
スポーツの本質=能力至上主義がこれだけマンガみたいな斜め上に飛んでいく展開で描かれるとは。さしずめ今様の滑稽本やな。 主人公と同じ立場の高校生たちが、日本全国津々浦々、坊々曲々で手作りの爆弾💣をぱんぱか炸裂させて、自分らに降りかかる不条理を爆砕してほしい！ ホンマ。 主人公たちに八つ当たりしてからにパワハラするような奴は、人間が許しても狸は許さへんでよ。化かしという化かし総動員で、ゴートゥーヘルさせたるわ。
不穏なタイトルに反し、読み終わった後は胸の中にきらきらと残るような青春小説でした。 自分自身も主人公の高橋や奥城さんのようなタイプだったので、爆破計画のきっかけにはかなり共感させられました。学生時代と重ねながら、懐かしい気持ちで読んでいました。 二人のこのやり取りが終わってしまう……というところでまさかの展開、その後の主人公と奥城さんたちはとてもかわいくて、二人によかったねと声をかけてあげたくなりました。 文章もとても読みやすいのでおすすめです！
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