文学フリマ東京39に行ってきました!

 12/1(土)にビックサイトで開催された文学フリマ東京39。

 実は文学フリマ東京には、これまで二度お邪魔させていただきました。


 一度目は去年の11月です。

 ご縁をいただき、X内で盛り上がっていたオカメ(※1)繋がりで集った短編集に参加させていただきました。

 他の方と一緒ですが、初の同人誌。

 Xでも盛り上がり、当日行こうという話にまで発展しました。


 会場の東京流通センターは初めてで、モノレールも初めて。

 乗り物が苦手になっていたので、不安で仕方がありませんでした。

 案の定、浜松町駅で乗った途端、気持ち悪くなり、一度降りてしまいました。

 おそらく、座ったことと構内が暗かったのが原因だと思っています。

 走り出すとしばらくして良くなりましたから。あと、海が見えたこともですね。

 海なし県で育ったのに不思議です。


 ともあれ、会場に到着。

 Xで行くといっていたのに、名乗らないわけにはという使命感で勇気を振り絞りました。

 すると、気さくに話してくださったお陰で、一気に気が楽になりました。

 さらに、他のフォロワーさんたちとも連絡を取り合い、オフ会のような雰囲気に。

 初回でしたが、本当にいい方々に恵まれたと思いました。



 二度目は今年の5月。

 こちらも企画に参加したため、お礼も兼ねて行きました。

 初めての有料ということでしたが、それでも人が多かったです。

 特に第一会場は凄い人混みで、進むのも困難でした。


 けれど仲良くしてくださっているフォロワーさんたちは第二会場だったため、少しばかりお話させていただきました。

 さらに他の方とは、事前に待ち合わせをしていたわけではないのですが、あれよあれよで合流して、会場内を一緒に回るという楽しいひと時を味わうことに。

 それは今回の文学フリマでも一緒でした。


 何故か会場に着く前に待ち合わせをしないで、着いた後に合流する私たち。

 確かに変わっているのかもしれませんが、それを普通のこととしてやっていました。

 本当に、疑問にすら感じないほど。不思議なご縁です。


 そして今回の文学フリマの会場は、なんとビックサイト!

 大学生の時以来かな、と思ったら違いました。

 一度、社会人になってからも行っていたのを思い出し、計算してみると、なんと十七年振りでした。

 会場も行ったことがない西の3と4。

 元々コミケでは1と2を使用していたため、構造は一緒なので、とても懐かしかったです。


 会場入りは……コミケでは駐車場や歩道に並ばされていたので、正面からはあまりなく……。

 従姉妹の付き添い兼売り子で入った時は、正面だったので、お初ではありませんでしたが……懐かしさもあって、不思議な気分になりました。


 加えて会場は二階。

 前回とは違い、会場が分かれていないため、入場料を支払う場所を間違えることはありませんでした。

 また、運営側の適切な誘導のお陰で、迷うこともなく会場入り。


 けれど問題が発生しました。私……行くところのチェックをし忘れていたんです。

 会場を回っていれば気づくだろう、といつもの行き当たりばったりを今回も発動。

 前回も同じことをやって、反省したのに……面倒くさくてやらなかったんです。


 それでも、『あ』から回っていたお陰で、フォロワーさんのブースへ。

 さらに他にも回っていたら、会おうといっていた方とすれ違うハプニングも発生!

 そんなこんなでドタバタしていましたが、無事に合流できました。

 一度会ったことがあるし、と高を括ってはいけませんね。


 しかし今回は三度目ということや、Xでの交流が長くなったからでしょうか。

 有意義な情報交換ができました。

 こういうのは、Xで話せないことですし、DMでも……。

 直接会ったからこそ、言えるやり取りでした。


 今回の文学フリマの参加人数が増えた件に関して、Xで言われていましたが……。

 私は、このようなやり取りや、楽しかったこと、購入した本をXで取り上げているからだと思っています。

 運営側も購入した本をXでポストすることを推奨していますし。


 また、オフ会や謝恩会といったパーティーでは、尻込みしてしまう方でも、文学フリマに行って、運が良ければお話したい、と思う方が増えたのではないでしょうか。

 会話といっても、数分程度なので気軽にできます。

 名乗る名乗らないのも、個人の自由です。


 特に今回はビックサイトということで、コミケ慣れしている方にも行きやすかったのかな、と思っています。

 出版社の方々も、出店し易かったのではないでしょうか。

 それが今回、色々と言われていたのが、とても残念に感じました。


 実は前回の文学フリマで、サイン貰っていいんだ! ということを知ったからです。

 商業作家先生のサイン……。

 サイン会はされていませんし、欲しくてもチャンスが元々ない。

 それがあるんですよ!!! 文学フリマには!


 それなのに、出店するのはどうとかいうのを見かけて……。

 それを決めるのは運営側だと思っています。

 今回は回れませんでしたが、次回こそは……!

 そして前回、気軽に「サインは?」とお声をかけていただいた商業作家様。

 本当に嬉しかったです!



 ※1

 とある作家様の書かれた小説に出てくるワード。

 今ではその作家様を慕う会のような感じでしょうか。

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ちょっと語らせて 有木珠乃 @Neighboring

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