こんにちは。ファンの1人です。
まだ途中ですが、面白いので最後まで読ませていただこうと思います。
作者の方は設定と世界観を作るのが、とてつもなく上手な作家さんです。ストーリーは序盤は謎な事が多いですが、どんどん面白くなります。
個人的には、序盤からかなり謎だった主人公の兎羽ちゃんの素性が話数を重ねて徐々に明かされていく感じが、痺れました。
兎羽ちゃんは、かなり斬新であまり見ない主人公キャラかもしれません。
あえて版権の既存キャラで例えるのであれば、「はねバド」という漫画の主人公に少しだけ似てるかもしれません。ですが、こちらの小説の13話にて、影山先生に本音を明かしてるので、根はいい子なのでしょう。
良くも悪くも、兎羽ちゃんはリアルの人間に近い思考を持ってると思います。重みがあり、魅力的です。今ところ1番好きなキャラです。
また兎羽ちゃんは、最強になる素質をもっているのに、現在は結果を出せていないっていう微妙な経歴が、作品を面白くしてます。
漫画や小説だと、キャラを印象付けるために強いか弱いか極端にすることが多いですからね。なおさら斬新だと思います。
ほとんど兎羽ちゃんの説明じゃねーか。
ここからが見どころだと思います。
本当の絆を見せてください。
ロボットスポーツものということで、ネット小説ではかなり難しい題材ですが、非常に面白かったです。リンドブルムというレーススポーツを起点に、きっちりスポ魂小説として描いています。
ロボットそのものが魅力的でした。主人公が操る機体に、ライバルが乗る機体、わくわくどきどきしました。
少女たちが操るロボットの自由自在さが見事でした。主人公の縦横無尽に翔る姿、ライバルの天から与えられた才能による自由奔放さ、堅実に走るトップ高の姿、とても熱くなれました。
チームの大切さがよく分かりました。メカニックや司令塔がどうチームをサポートして勝利に導こうかと考える姿は尊かったです。
ロボットやスポーツ、熱血感を感じたい方はぜひお読みください。