ロボットスポーツと共に青春を

近未来的なスポーツであっても、スポーツ物の王道は変わらない。むしろ架空であるのにリアリティあるスポーツに打ち込む、これこそ物語に許された贅沢というものだろう。
この作品は、意識のみを送ってその機体でレースを行う、そんなスポーツを主軸としている。リンドブルムレースに打ち込む少女たち、ここには間違いなく青春がある。

スポーツに魅せられた青春とは、こういうことなのだ。
勝利や敗北もある、けれどそれを超越した部分に青春はある。

縦横無尽自由自在に駆け巡るロボット、チームというもの、そういうものがぎゅっと詰まった魅力的な作品です。
ぜひご一読ください。