夏草や 夢の跡より 筆を添へ
- ★★★ Excellent!!!
想像してみてください。
既に滅んでしまった地球。その一角にある書物達の墓場。
そこで一人の男が「過去」のインターネット・アーカイブから我々の作品を覗いている。
雰囲気におされて入ってみれば、
残された男の一人芝居。
滅びの世界の静かな暮らし、環境の中で彼が考える思想・諦観がおそらく誰向けでもなく発されます。
何かの気まぐれか、失われた夢の舞台にひとつ、筆を添えようとする……
良いんです。