言葉の説明

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鳥追い

小正月の予祝行事。また一種の芸能

秋、スズメ、サギ、カラスなどに作物を荒らさぬよう年初に行う害鳥を追い払う呪術的な行事。


門付かどづけ(門打かどうち)

人家や商店の門口に立ち、音曲を奏したり芸能を演じたりして祝儀をもらって歩くこと、または、その人のこと。


鳥追笠とりおいがさ

鳥追女の被る笠。

阿波踊りに見られる装束は鳥追女の流れを汲んでいる。


加勢鳥かせどり

小正月に行われる商売繁盛や火伏せを祈願するための行事。

稼ぎ鳥が訛ったともいわれている。

「ケンダイ」とよばれる藁蓑を身にまとって妖怪「カセ鳥」に扮し、歌いながら踊り回る。


鳥備謝とりびしゃ

旧暦の正月行事

歩射ほしゃが訛ったともいわれる。

豊作を祈願して、「烏」「鬼」の文字を書いた的を弓矢射る儀式。

また鳥の供養。

しん粉で作った鳥を木に止まらせる鳥木とりぼくという飾り物がある。


苧麻からむし

麻、大麻などの一種。

古くから衣服の原料とされた。

江戸初期、木綿の手に入る以前に綿(わた)といえば、これを指した。



十二支

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥


手甲

腕から手首や手の甲までを覆うようにして着ける装身具。

手の甲には中指側に縫い付けられた輪を通して固定することが多い。


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天狗の双六 小烏 つむぎ @9875hh564

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