こちらはお江戸にある稲荷神社を巡る、下町人情時代劇でございます。ちょっと変わった「取り立て屋」。貸すものも変わっていれば、取り立てるものも奇想天外。お江戸の様々な人々が登場し、取り立て屋の前で様々な人生を披露してくれます。愉快痛快な時代劇に、ちょっぴりのスパイスと、ほっこりする人情味を添えて。可愛い取り立て時代劇、ぜひじっくりとお楽しみください♬
庶民の生活に溶け込んだ一つの神社を巡る物語。語るのはキツネ。でも単純な妖怪話ではありません。きっと時代劇ファンにはたまらない物語の数々。稲荷神社に行ったことがある人は、ぜひお読みください。
「後ろ姿は裕福な町屋のちょいとばかり小太りで粋な女将さんだが、前から見ると顔はキツネというオサキ様のお気に入りの姿である。」そう登場人物はキツネ。そのオサキさんの指図のもとキツネたちは恩を回収しに右往左往。回収したものは恩だけではない。第2話の煮炊き屋で回収したものは……。