田舎暮らしをされている作者さんのエッセイです。
元々都会に住んでいらした作者さんですが、旦那さんのリタイアを機に、旦那さんのご実家にある田舎へ引っ越されたとのこと。都会に比べるとお店は少なく、人もちらほらと見かける程度。その上、周囲はほとんど田んぼという世界。今までとは全く違う生活を始めた作者さんですが、このエッセイを読むと生き生きと田舎ライフを楽しんでいらっしゃるので、読んだ方は自然とほっこりしてしまいます。
田舎暮らしは大変だとは思いますが、そこから面白さを見つけ出すのが作者さんの上手いところ。そして、美味しそうな料理の話も見どころです。どうやら近況ノートには料理の写真も掲載されているようなので、合わせて読むと一層楽しいと思います。
きっとこれから、春、夏、秋、冬と、作者さんの季節が巡って行くことでしょう。そのなかで見えた、田舎の季節の移り変わりを、作者さんらしい言葉でこれからも綴っていってほしいなと思います。
田舎暮らしのほっこりエッセイ。是非、読んでみて下さい。