ホッとする読後感!

『あらたまの恋 ぬばたまの夢 〜未玉之戀 烏玉乃夢〜』に登場する「花麻呂(はなまろ)」が主人公の物語です。

本編でも大活躍の花麻呂のその後が幸せに描かれていて、物語を追っている読者としてはほっこりします。

本編未読でも「三虎、吾が夫 〜遊行女の恋〜」の読了後に当物語を読むと、ヒロイン莫津左売(なづさめ)を祝福したい気持ちになるはず。

筆者様の奈良時代を舞台にした壮大なストーリーは、どの話から入るかで、読後感が違います。
もちろん、悪い意味ではなく、どこに視点を置くかで感情移入の変化を楽しめる作品なんです。

読めば読むほど楽しめる、そんな作品たち、オススメですよ。

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