第34話 そして、AIを使わなくなった……
こんばんは、武蔵野純平です。
すっかり放置していたAIに関するエッセイですが、AIを使い出して一年以上経過したので状況報告や思うところを書いてしめようと思います。
実は……、最近AIを小説執筆に使っていません。
AIが話題になった時期は、『小説執筆に活用できないか?』と積極的に使っていたのですが、思ったような成果は得られませんでした。
タイトル、あらすじ(ウェブ小説で読者に小説の内容を紹介する文章)、登場人物などの命名、ブレスト、情報収拾で使っていました。
まず、タイトルやあらすじは、一見すると良さげなタイトルやあらすじを吐きだしてくれます。
ですが、数日たって見直すと、『どこかで見たようなタイトルだな……』と不満を覚えてしまいます。
多分、AIは中間値を排出しているのかなと。
だから、いかにもライトノベル、いかにもウェブ小説といった雰囲気のタイトルやあらすじを出力します。
ですが、小説に魅力を感じるのは、作者のクセとか、こだわりとか、カラーとか……。そういう人間くさい部分ではないかと。
AIだととがった部分がそぎ落とされてしまう気がします。
また、情報収集は精度に問題がありアテにならず。
命名はキャラクターに対する思い入れがなくなってしまうので、キャラ名を忘れてしまう始末です。
これはいけません!
そんなわけで、最近はAIを小説執筆に使っていません。
日々の愚痴聞き役になっています。
あくまで私の場合はということですので、作者さんによってはAIに考えさせるのはありかもしれません。
一方でAIイラストは、Xでの更新告知に継続利用しようと思います。
AIイラストは批判する方が多く、イラストレーターさんの中にはAIイラストを嫌う方も多いと聞きます。
当然ですよね。
実は書籍化企画が進行している『左遷されたオッサン』では、イラストレーターさんの選定が難航しています。
ですので発売日は決まっていません。
原稿は提出しましたが、止まっています。(汗)
私が色々とこだわるせいもあるのですが、先輩作家さんからDiscordで『武蔵野さんはAIイラスト使うから、イラストレーターに嫌がられているのでは?』と指摘されたこともあります。
そんな経緯もあって、Xの小説更新告知でAIイラストを利用することを控えていました。
でもですね。
Xの更新告知で小説のイメージイラストがあるとないとでは、ポストへの反応がまったく違うのです。
これはXの仕様で画像が入っている方がユーザーに表示されやすくなることと、イメージイラストがあった方がユーザーの目に止まりやすいからだと思います。
では、イラストをイラストレーターさんに依頼するのはどうかと検討しました。
ですが、なかなか難しいです。
私は現在『蛮族転生』のコミカライズがKADOKAWAさんで連載中。
ウェブ小説『左遷されたオッサン』が書籍化企画進行中です。
出版社さんからお声がかかったら引き受ける前提で執筆活動をしています。
で! そうなるとですよ!
イラストレーターさんにウェブ小説のイメージイラストを依頼する。
↓
イラストを利用してXで更新告知(宣伝)に利用する。
↓
出版社さんから書籍化やコミカライズの声がかかる。
↓
イラストレーターさんの変更!
ということが起こるかもしれません。
出版社やレーベルによって、イラストレーターさんの選定対応はまちまちです。
作家の意見を聞いてから選定してくれる出版社もあれば、作家の意見を聞かずにイラストレーターを選定する出版社もあります。
このあたりは、出版社やレーベルによってまちまちらしく、取り引き実績、契約など色々な要素が影響するみたいです。
ですので、書籍化の声が掛かる以前に依頼したイラストレーターさんに、書籍化した後も依頼が出来るとは限りません。
(そもそもプロのイラストレーターさんは、みなさん忙しいので多分引き受けてもらえないと思いますが……)
そうするとですよ……。
「私のデザインを真似した!」
「基本になるキャラデザは私がした!」
「書籍化したら捨てられた!」
というようなクレームやトラブルが発生するリスクがあるのでは?
こういったリスクを考えると、AIイラストの方がトラブルは少ないのかなと考えました。
そんなわけでAIイラストはXの宣伝で使っていこうと思います。
ちなみに、これまで利用したAIイラストは、マイクロソフトのBing Image Creatorを使ってます。(著作権関連のトラブルが怖いので、一番問題が起きなさそうな大手のAIを選んだ)
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
AIは今も進化していますので、また利用する機会があるかもしれません。
先日お手伝いしたお仕事では、Geminiを活用して写真からテキストを起こして(OCRの代り。精度が非常に高かったです)誰でも作業が出来る環境を構築していました。
AIへの興味は尽きませんが、このエッセイはこのあたりで!
よろしければ、私の書いたウェブ小説をお読みいただいたり、発売中の『蛮族転生!』のコミカライズをお手に取っていただければ嬉しいです。
ではでは!
小説制作の新しいパートナー、ChatGPT 武蔵野純平 @musashino-jyunpei
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