いつまでもこの小説のことを推理してられる……。
- ★★★ Excellent!!!
ケッコン。
敢えてカタカナ。
ホントはね、「僕らは青木まりこ現象の奴隷だった」のレビューだけ書いて、その先はコメントするなりなんなりでパッパーって読むつもりだったんですよ。
——その目論見は、この作品の面白さに打ち崩されました。
777文字でここまで作れる。これはさすがにすごいですよ。マジで。
ホラーかと思うじゃないですか。
だいぶミステリーですよ。いつまでも読み返せるし、いつまでも「何でこんな結末なのか」とかそういうことを推理してられる。そんな作品です。
ただ、この作品のクオリティの高さから言うとね、この作品をネタバレなしでこれ以上語るのはもう不可能です。