きっと読者の誰もが一度は空想する妖精さんの存在。愛くるしい妖精さんが登場します。本屋さんでお気に入りの絵本に出会えた瞬間のような、そんな気持ちにさせてくれる素敵な作品です。これから先のお話もあるのかな、ワクワクします。描写から温かさが伝わってきます。ぜひ読んでみてください⭐︎きっと優しい気持ちになりますよ。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(139文字)
お話は、小学生の女の子の頭に、草で編んだ小さなトランクが落ちて来るところから始まります。 ぶつかった拍子にトランクが開いてしまうのですが、驚いたことにそこから沢山の小さな本が出てくるのです。この不思議なトランクの持ち主は誰なのだろうと思っていると、どうやら小さな妖精のもののようで……? ほっこり気持ちが温かくなるようなお話です。気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。
妖精さんが登場します。大田さんの作品のジャンルの幅の広さにあっと言わされます。とても可愛くて、幸せ感があるお話です。
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