言葉にできない想いを、言葉にできたなら。

待望の放課後対話篇シーズン5!
あの二人と愉快な仲間たちが帰ってきた!!
学園の謎を解くために、月ノ下くんと星原さんが語る今日の放課後対話とは――?
二人の会話は、きっとあなたの「言葉にできない想い」を代弁してくれるはず。


【マイノリティの憂鬱と卒業生への贈り物】
卒業シーズン。二人のもとに、一年生の狛江いずみというテニス部員が相談しに来た。
その内容は、「テニス部の卒業生に贈り物をするはずだったのに、誰かが『自分になりすまして』妨害した」というもの。
聞けば、多数決で贈り物することが決まったものの、部内の考え方が多数派が少数派に、少数派が多数派に変わったらしく…。
少数派が多数派に勝つ方法とは?


【写真コンテストと「環境管理型権力」】
いよいよ月ノ下くんたちも3年生。入学してきた日野崎さんの妹巴ちゃんが、「加入していたサークルの副リーダーが行方不明になった」と相談してきた。
その副リーダーは毎回サークルに顔を出していたものの、もう三日も顔を出していないという。
しかし、その副リーダーの正体とは…。
その正体を知り、あんまり深刻に考えていない月ノ下くんと明彦くんだったが、探しているうちに、「写真部が他の部の部員募集の看板を製作するのに協力するようになった」ことが気になり…。
副リーダーを追いかけていくうちに見えた、写真部のある意外な真相とは?


【セルフステージと壊された鉢植え】
濡れ衣を着せられた青梅ほのかを気にかける、正義感の強い日野崎さん。聞けば、園芸部からバラの鉢植えを壊したと疑いを掛けられているという。
月ノ下くんは真相を探るが、調べれば調べるほど、誰も犯行を実行できそうになくて…。
果たして、真犯人は別にいるのか。それとも本当に青梅さんが犯人なのか。
どんなハンデを負っても、ある場所でなら活躍できる。そんな願いが秘められた"真相"とは。


【「カリフォルニアから来た娘症候群」とモニュメント騒動】
あまりウマが合わない清瀬さんに持ちかけられたのは、『モニュメント騒動』事件。
その内容は、「撤去されるはずだった『小鳥の石像』が壊された」というもの。撤去反対運動をしていた郷土研究部員は、誰かが自分たちの活動を妨害するためにやったと考えており…。
だが明かされた真相は、とんでもないものだった!
誰かを利用する利己的な思惑と、誰かを思いやる愛が交差した結果は?


など、今回も様々な事件がてんこもりです。
果たして、あなたは真相が見抜けるでしょうか?

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