概要
もう君はいないけど、君を掲げて僕は逝くよ
黄金くじらに呑まれかけた、かつて栄えた国。
そんな国の使い捨てにされてきた種族、黒炭の民【ねんりょう】の、最後の三人。
せめて最後に、命の代わりに国を救い、名を遺す。
君がそう願うから、君の為に僕は戦うと決めた。
もういない君が造った、僕の為の剣を掲げて……。
完結しました!
懐かしいような、そうでもないような、
そんな寂しさ漂うバトルファンタジー。
お楽しみいただければ幸いです。
そんな国の使い捨てにされてきた種族、黒炭の民【ねんりょう】の、最後の三人。
せめて最後に、命の代わりに国を救い、名を遺す。
君がそう願うから、君の為に僕は戦うと決めた。
もういない君が造った、僕の為の剣を掲げて……。
完結しました!
懐かしいような、そうでもないような、
そんな寂しさ漂うバトルファンタジー。
お楽しみいただければ幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不思議で美しい世界観が魅力的な異世界ファンタジー
どことなくやわらかく、絵本のようで、それでいて退廃的な雰囲気も感じさせるような。そんな魅力的な世界が舞台の物語ですね。
この作品の魅力は、やはり世界観でしょう。それを創りあげている言葉選びが特に素晴らしく、不思議な世界でありながら、一瞬で引き込まれてしまいます。
主人公たちが具体的に何者なのかは明言されず、読み手の想像に委ねられています。だからこそ、自らの中に創造した「彼ら」の懸命な姿に心を惹かれてしまうでしょう。
読み進めるごとに少しずつ明らかになっていく謎、なにより終盤の展開には魂を震わされた気分ですね。
読み終わったあとに拍手を送りたくなる、そんな素晴らしい作品です。
それほど長くはあ…続きを読む