自称神様を名乗るケモミミ娘と古民家で暮らすことになりました。

「よし、金もたまったし脱サラしよう」

証券会社に勤めていた30代の男、鈴木　良助（すずき　りょうすけ）。
彼はひたすら金を稼ぐために文字通り命を削るような生活で仕事をしていた。

そして、彼の目標金額2千万円がたまった。
もらった給料を切り詰め、リスク分散をしながら株に投資し、何とかたまった2千万円。
彼は、それを手に、田舎で古民家を借りて住むことを目標としていた。

ただ彼には一つの誤算があった。
それは、古民家には先住者がいたということ。
そして、その先住者が人間とは違ったーーーケモミミ娘だということだった。

のんびりと暮らしたい良助。
はたして彼は脱サラ古民家のんびりライフを楽しむことができるのだろうか。