解説

スイスのヴォー州にあるオルモン=ドゥスー村の近所にあるシャヴォンヌ湖の伝承です。小さい湖なのですが娘がえさを掌に載せると白い竜が現れそっと食べると一礼してから湖に飛び込んで消えるようです。湖の主です。


おそらく、この娘というのは選ばれしもので一種の聖女ではないでしょうか。伝承では「娘たち」とあるのでもしかしたらローテーション方式で竜と交流する娘が選ばれたのかもと妄想が膨らんだ結果創作童話がまた一つ誕生したのでした。


なおヴォー州はフランス語圏ですので名前もフランス人に準じます。


最後にですが……このような素晴らしい伝承をぜひともスイスの皆様は積極的に世界中に広めてください。逆もしかりです。日本で地元の人ですらなかなか知られていない竜伝承を絵本という形で世界中に広めていくってどんなにすばらしい事でしょう。きっと世界中の子供たちの目が輝くはずです。

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シャヴォンヌ湖の白竜 らんた @lantan2024

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