どこからか届く声、僕には大切な命を繋ぎとめる糸電話に思えてくる。

ふたりのモノローグを読み終え、コメントを書こうとして、文字が浮かんでこない。こんなことは、初めてです。

「引きこもり」いや、そんな陳腐な言い回しでは語り尽くせない。彼と彼女は、今頃何を一緒に眺めているのだろうか……。

今日の悩める若者たちの難しいテーマを一切飾らずに、グサッとえぐる作品でした。幸せになって欲しい。ふと、そんなことを願っています。