第3話 受験だけの人と、合格してからの人
わが国の大学の問題点は、受験で合格してしまうと、バーンアウトして、入学してから「さっぱり」という人を生み出す点です。
これは特に、入試が難しい大学に多いわけですね。
仕事をしていて、難関の旧帝大を出ているのに、マニュアルとか前例がないと、さっぱりという人がいます。前例が見つからず右往左往して、仕事が出来なくなってしまうとか問題ありです……どうもその人の大学(旧帝大)では課題図書を覚えて、もしくは講義のノートを書けば通ったらしいです。
あと、何やらせてもそつなくこなす人がいて、その人は難関の私立大学文系だそうですが、その人は「大学の授業で鍛えられた」と言ってました。
彼の話では大学の定期試験試験では「○○について述べよ」と1~2行くらいの設問しか出ないそうで、それでB4の用紙を裏まで埋めるくらいの文章を書くそうです。その学校はそういうスタイルだそうです。その私立文系の人は、教授の講義、教科書はもちろん、課題に出てない関連図書まで読んで、反証とか、別の学説も書いて、最後に自分はどう考えているかを書くのが試験だそうです。
落第者も結構でるそうですが、他の人のノートを写しただけでは対応できない、と言ってました。
大学によってそれぞれ学習スタイルが違います。
こういったトレーニングをしている人はやっぱり仕事で強いですね。
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