第4話 政治家との距離

 いま自民党の総裁選挙が行われていますが、本来は党員資格を持った人達の選挙なので、一般の人向けに対しての演説は、あまり意味がないような気がします。


 わたしの妻は看護師ですが、看護政治連盟でいつのまにか自民党員になっているかもしれませんので、もしかしたら妻は、自民党総裁選挙への投票権があるかもしれません。

 わたしにはなにもいいません。


 息子の友達のところ、学校に、小泉進次郎さんが来たそうで、けっこう気さくに写真をとってくれたそうです。あの人の人気はそうなんで、なんとなくわかります。



 そういえば兄弟の俳優さんが、「天地人」で小国実頼おぐにさねよりという武将の役をしましたが、どうも私の先祖は戦国時代ではその武将とはなんらかの関係があったとか、よくわかりません。

 新潟市西蒲区の岩室地域の天神山城に居城があったとかで、小国氏はいまの新潟市あたりを治めていたそうです。


 昔の田中角栄の演説の写真が展示されているのを最近みましたが、観衆はほとんど距離がなく、周りを取り囲むような感じで聞いています。

 また、演説が終わると観衆と握手してまわったので、田中角栄は国民の声をよく聞いていたと思います。

 その薫陶をうけた政治家もおおいので、たいていは地域の公民館や集会所など、畳敷きの場所で演説会などをしている国会議員も現在でも多いとおもいます。


 野党でも、ついつい酒の一升瓶をもっていって、問題になった人も最近はいました。ありがちな話なので、「しょうもないなー」で与野党も叩くような感じでしたね。罰金を払っておわりかもしれません。


 しかし、安倍元首相の銃撃事件から、警備が厳しく、政治家の演説会はセキュリティが厳しくなりました。


 政治家は本来は、銃で狙われるようなことがあってはいけませんね。

 国民に恨まれるようなことがあると狙われます。統一協会の問題だったそうですが。


 田中角栄は賄賂だ、汚職だ、という話がありましたが、命を狙われるような政治家ではありませんでした。

 最後は脳梗塞になりましたが、ずっと車窓のすぐそばで、観衆が話し、話かけられていたと記憶しています。

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