おまけ2:こんなのもあった《併映》ドラえもん映画


  -2023年12月1日に生誕90年を迎えました-


 上記は生誕90周年記念のホームページにある「あいさつ」から、です。

90年とか、人生100年時代がうんたらと言われる現代でも驚きしかありません。こんな記念が設けられる程、藤子・F・不二雄氏と生み出された作品の数々は愛されているのですね!


 そんな折に偶然目に入ったので、おまけ2では「メインタイトルとなっている長編映画」とは異なる「併映作品」を簡単にご紹介したいと思います。


■併映作品とは

 他のメインタイトル作品と併せて上映された作品の事。

 テレビCMや映画館の告知で「同時上映!!」と宣伝されてた記憶があります。ドラえもんの併映作品は2000年代ので最後のもよう。


■各タイトル

1 ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ

一言:桃太郎をネタにした一作。鬼の正体が「おお!?」となった記憶が。


2 ドラミちゃん ミニドラSOS!!!

3 ドラミちゃん アララ♥少年山賊団!

一言:カエル顔のロボットが印象的。今風にいうとスローライフ系に近いかも。


4 ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!

5 ドラミちゃん 青いストローハット

一言:カカシが頑張る。恋愛味多め。


6 2112年 ドラえもん誕生

一言:ドラえもんが青くなった理由。あとセクシーな彼女が登場!(笑)


7 ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?

一言:ドラえもんズの記念すべき1作目。ドラ・ザ・キッドとドラミが良い雰囲気。


8 ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!

一言:相手を黄金にするとんでもない杖(武器)が出てくる。


9 帰ってきたドラえもん

一言:おそらくもっとも有名な短編映画。ドラえもんが未来に帰るためには……。


10 ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!

11 のび太の結婚前夜

一言:大人になったのび太君達以外にも、しずかちゃんのお父さんがイイ!


12 ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?

13 おばあちゃんの思い出

一言:のび太くんが大好きだったおばあちゃんのお話。うるっとくるタイプ。


14 ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走!

15 がんばれ!ジャイアン!!

一言:ジャイアン主役の短編。ジャイ子のために奔走するお兄ちゃんはスバラ。


16 ドラミ&ドラえもんズ 宇宙スペースランド危機イッパツ!

17 ぼくの生まれた日

一言:のび太くんが生まれた日。パパとママは何を想ったのかが語られます。


18 ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!

19 ドラえもんアニバーサリー25


※上記タイトルは「ドラえもん」「ドラミちゃん」「ドラえもんズ」のもので、ドラえもん映画の併映作品は他にもあるようです。

 また、3Dでは「スタンドバイミードラえもん」なんてのも。



■見たことあるタイトルはどれくらいありました?

 併映作品はテレビで放送した事も少ないでしょうから、単純に知らないタイトルが多くても不思議ではなく、『ドラえもんズ』は世代によって知ってる・知らないが大きく変わりそうですね! そもそも現在においては視聴するにはどうすればいいのか??? とも思ってしまいます。


 この中でも特に有名そうなのは『帰ってきたドラえもん』でしょうか。本編すべてを観たことはなくとも「ドラえもんが未来に帰れないんだー!!」と勇気を出してジャイアンに挑むのび太くんの台詞に覚えがある人は多いのでは。

 泣けます。



 冒頭で書いた生誕90周年に関連して、この文章を書いている時にはアマゾンプライムでこれらの作品群がまとめてオススメに出てました。


「あれ!? これってスペシャルだかOVAじゃなかったの?!」


 などと記憶との差異を感じつつ改めていくつか観てみたのですが、多彩な作品群でしたね! 『ぼくの生まれた日』なんて完全に見逃してました(苦笑)。のび太くんのパパ・ママの出番多めなのも珍しい(※映画には子供時代のパパが大きく関わるエピソードもありますが)。


 お時間ある時に視聴してみるのはいかがでしょうか。

 新たな発見や、短編ならではの構成や面白さに気づけるやも!


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