「立場が変われば正義も変わる」この一言こそ真髄!

 タイトルから、軽めのポップな作品をイメージしていたら、とんでもない誤算でした。

自分の所属する部屋は自分の所属する社会、自然発生するホコリは社会問題を営む上で発生する諸問題、ちりとりとゴミ箱は問題解決方法を暗喩しており、『解決策を持たないのであれば、よその部屋に押し付けて燃やしちゃえばいいじゃないの』という解決方法に薄ら怖さを覚えました。

ぜひ本作を読んで「立場が変われば正義も変わる」この言葉の真の恐ろしさを体感してみてください!!


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