命に関わる難題にぶち当たった時、選択肢は多くないのかもしれない

チリトリが無いせいで埃の山と暮らさなくてはいけなくなった人達の物語。

同じ状況になった事はないのに、主人公の悩み、苦しみに共感してしまいます。自分たちだけでは解決出来ない難題に当たると、新しい提案に乗ってしまうのも無理はない。

埃だらけの部屋はどうなっていくのか。
物語を終わりまで見届けた時、あなたの胸に浮かんだ感情は何なのか。
世の中の様々な問題に思いを馳せたくなる傑作です。ぜひご一読ください。

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