概要
迷宮の正体は美女だった。
※10,000文字程度で完結済みの短編です
感想などいただけると大変喜びます
穂稀 進(ほまれ すすむ)は国内の迷宮を探索する冒険者だ。
彼は毎週のように自称弟子の笹木 多華子(ささぎ たかこ)と共に、迷宮へと潜っている。
社会がグローバル化してきたことの影響で、国内の迷宮に挑むものの数は激減した。
今となっては、かつてこの国の特産品だった迷宮石(めいきゅういし)は海外のダンジョンクリスタルにとって変わられてしまった。
しかし、進にはそんなこと関係ない。そんなものよりも求めていたものがあるのだ。
「迷宮の最奥を見てみたい」
そんな思いが、彼を冒険へと突き動かしていた。
そしてある日、迷宮の中で不思議な声を聞いた。
『妾の中の外来種を駆逐してはくれぬか』
声の主は絶世の美女。
感想などいただけると大変喜びます
穂稀 進(ほまれ すすむ)は国内の迷宮を探索する冒険者だ。
彼は毎週のように自称弟子の笹木 多華子(ささぎ たかこ)と共に、迷宮へと潜っている。
社会がグローバル化してきたことの影響で、国内の迷宮に挑むものの数は激減した。
今となっては、かつてこの国の特産品だった迷宮石(めいきゅういし)は海外のダンジョンクリスタルにとって変わられてしまった。
しかし、進にはそんなこと関係ない。そんなものよりも求めていたものがあるのだ。
「迷宮の最奥を見てみたい」
そんな思いが、彼を冒険へと突き動かしていた。
そしてある日、迷宮の中で不思議な声を聞いた。
『妾の中の外来種を駆逐してはくれぬか』
声の主は絶世の美女。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!迷うのは道か心かお相手か
自分好みの異性にお願いされて断らない人間など、どれほどいようか。
ましてやそれがずっと夢として焦がれていた相手からの願いだとしたら。
…えぇ、それがたとえ『人』でなくても。
海外からの勢いにより衰退しつつある国内の迷宮を、自身の信念をもって探索する一人の男、穂稀 進。
そんな彼に呼びかける声、それは彼の助力を求めるものだった。
その願いに彼はどう答えていくのか?
「迷宮」が舞台ではありますが、海外と国内での比較。
安価なものを手にすることができるかわりに起こりうること。
そういったものも含め、別の視点においても「ふぅむ」と考えさせられるものがあると思うのは私だけでしょうか?
皆様にもぜひ…続きを読む