奥行きのある短編。

ここで終わらせるのかと、感嘆。
この先は読者に委ねるとかそういうのではなくて、登場人物の気持ちの奥深さをあらわしているようで。
深海の蒼。青春の切なさの青。みずみずしい新緑の向こうの青空のような。
泥臭さのないミステリー、素敵です。