仄暗さを孕むゆえの魅力

2000文字台と思えないほど濃密な掌編です。語り手の兄への感情は恋慕とも言えず、かと言って無償でもなく、非常に複雑で魅力的です。
兄の黒髪長髪の描写が本当に美しい……!そして櫛で梳かすという行為が倒錯的に描かれており、最高の情景が楽しめます。
すごく好きな掌編です、ありがとうございました!