概要
失恋なんて単語、普通じゃない私には関係ないもののはずだったのに
私の好きな彼女が、私じゃない人と付き合った。
告白されて、それを彼女が受けたのだ。その告白は夏休みの終盤、人気のない公園というなんともベタなシチュエーションで行われ、しかも私の目の前で成就した。
今まで私は、彼女に彼氏が出来てしまうことは覚悟していた。私も彼女も女子同士。普通じゃない私の恋が叶うことなんて許されないし、到底認められない。だから別に片想いでいいし、彼女のそばにいられるならそれでいいと思っていた。
――それなのに、
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