ヒストリカルロマンスのエッセンスがつまった良作

仮面夫婦が誤解・擦れ違いを乗り越え、本当の夫婦になるプロセスを描いた短編。
限られた字数の中で、ヒストリカルの世界観や双方の心の揺れ、試練、誤解と和解からの怒涛のハッピーエンドまで過不足なく描写するところが、筆力の高さを感じさせる。
良質な恋愛小説を読みたい方に、おすすめしたい作品です。