概要
感動なんて、させようとするもんじゃない
高校三年生、演劇部、最後の大会。
どうしても賞をとりたい部員たちは、審査員に受ける「感動もの」の作品を演じたい、と顧問に訴える。
しかし顧問はそれを拒否した。顧問には、ある信念があった。
どうしても賞をとりたい部員たちは、審査員に受ける「感動もの」の作品を演じたい、と顧問に訴える。
しかし顧問はそれを拒否した。顧問には、ある信念があった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「承認欲求」と「自己表現」の間で揺れる「とある人物」の決断の帰着は?
谷地雪さんのカクヨムコンに出している作品は、全部よませていただいたのですが、ハートと星をつけたのは、この作品でした。それくらいの私のお気に入りです!
いや、これはですね。昔の自分を思い出すという感じですね。先生が、まるで、昔の私ですw。あ、いやいや、そんな話はどうでもいいですね。
結局、「承認欲求」と「自己表現」の間で揺らぐ心情を、第三者視点で見るとどう映るか?みたいな話なんですよね。で、キーパーソンは、昔の私みたいに「自己表現」を優先させるみたいな話です。
最後のオチが「希望」を与えてくれますが、現実はそうはならないですよね。テンプレだらけですし、この界隈。みたいな愚痴を言わ…続きを読む