えっ? ここで終わってしまうの? そんなふうに感じたのは私だけでしょうか?そもそも『南極探査員』とは何をするのかさえ知らなかった私の知識が、作品を通して一気に情報を得た感じです。 南極の暴風…頬を切る冷たい風…。作中では応援歌のようと例えます。探査員の仲間たちとの宴席は熱く…外は氷の世界。そして驚く出会いと、そこに芽生えた思い…。思わず長編での、壮大なストーリーを期待してしまう。ぜひ、地球の彼方…彼等の息遣いを感じて下さい。きっとそこにある宝を、あなたも目にすることでしょう!
寒風吹きすさぶ極寒の地と対極的に描かれる登場人物の何気ない温かさにほっとさせられます。読みやすいので一気読みをお勧めします。
日をおいて、三度四度と読み返してみたい。新しい発見がありそうだ。****読み返しての追記ああ、ある種のSF作品とか、星野……先生とか鶴田……先生の作品を読んだときの感覚だ。たぶん。この何だかよく分からない感じが良いのだ。たぶん。というわけで☆足しますね!
南極探査というある意味では閉鎖的な世界の中で主人公を取り巻く個性的な仲間たちとの人間模様が垣間見える本作。その中で、ある日偶然出会ったエンドロップと主人公の不思議な物語。極限の環境下だからこその仲間たちとの暖かさのようなものを感じました。皆様もぜひ、南極探査の世界へ!
南極調査員の主人公は凍てつく氷の世界で不思議な出会いをする。不思議な出会いが紡ぐ心温まる不思議な物語。素敵な世界観が魅力的です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(219文字)