冒頭から始まる曲芸のシーン。非日常でレトロな世界が始まります。
ミステリーと民話が大好きです‼
私は、好きな作品ほど最後に向けて読むのが遅くなります。終わりたくなくて、一人だだをこねて、それでもやはり終わらせなければと、震える手で本を開く。期待と、淋しさと。勿体なくて、勿体なくて……続きを読む
時代背景、キャラクター、ストーリーどれをとっても物凄く読みごたえがあります。しっかり資料を調べて書かれており、破綻のない作劇も素晴らしい。また文体も往時を匂わせ風情があります。物語は曲芸団の…続きを読む
ホラーでもあり、身体的特徴をそのまま自らの芸とした誇りある芸人たちの群像を描いた映画でもある『フリークス(米・1932年)』に捧げられているという本作。昭和の初期、畸型たちのうごめくあやしき深川…続きを読む
1章の入り方からあらすじに書いてあることがとても伝わってきます。怪物團をリスペクトする上でどうしても表現的なところで引っかかることは回避ができないので・・・。文体からして昭和初期とはこんな時代だ…続きを読む
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