タイトルからして、修羅場なのか!と思いきや、そうではなくヒヤッと底冷えする感覚と、あたたかさが混じったお話で、ホロリときました。「苦しゅうない」のセリフは反則ですね。涙が出てしまいます。
執筆歴 アルファポリス第2回ライト文芸大賞 家族愛賞受賞 「ハナサクカフェ」 第6回 文芸社文庫NEO小説大賞 最終選考ノミネート 「12月のラピスラズリ」 …
主人公の男性に、共感しながら物語に入り込んでいきました。「彼女」の存在がどのようなものか明らかになっていくにつれて、もやっとした感情が心の中に広がって。お話が進むにつれ、そのもやは涙になり、…続きを読む
地元の人間関係を捨てて都会に出たミコトは同窓会に参加するために地元に戻った。変わらぬ居心地の悪さに嫌気がさしていると元カノ「ウララ」の声が聞こえ、二人はそっと同窓会を抜け出すのだった。呼び…続きを読む
忘れたい、認めたくない、やり切れない想い。地元のしがらみも、自分自身も蔑む主人公。会いたくて、分かって欲しくて、伝えたくて。傍に居て欲しい彼女の想い。全ては地元・岡山で。お互いの想いに…続きを読む
主人公も、ヒロインも今のささやかな幸せを分かちあう。そして、その愛の終わりが近いことを予感し、いかなる形であれその愛を終わらせなければならないことも理解している。美しく切ないだけでなく、主人公を再生…続きを読む
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