「竜に転生したお父さん」の「スローライフ」と思いきや・・・

 竜に転生した主人公が、娘と一緒にスローライフを過ごしたり、竜の社会で、まぁ、とりとめもなく過ごしたりする話かなと思って読んでいくと、8話から急に不穏な空気になります。そこから、一気に面白くなるので、せめて10話までは読んで欲しい作品です。

 ただ「1人称」の変化が多い作品ですので、「人称変化」が苦手な人は、ちょっと読みにくいかなと思います。でも、この「人称変化」があるからこそ「この小説」は面白みを増している部分もありますので、ゆっくり読み進める事が求められるかもしれないですね。。。