絵本のような不思議なお話

 怪談ジャンルの中でもとてもよい読後感のある作品です。作者さんの優しさ、お人好しなところに魅力を感じます。本や創作、人と繋がることについて考えさせられました。
 司書の仕事は必要とする人へ本を届けるということ。そのために奮闘するお姉さんと、そこに一緒にいる不思議な西洋人形と、小学校の図書館を訪れる子供達とのほんわかしたストーリーです。

 ノンフィクションでありながら不思議。これは優しい怪談です。
 フフ……コワクナイヨ……(本当に)

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